errand softのブログ

Androidのアプリ開発に関する記事を書いていきます。

「虚無ログ」(Siri風音声認識アプリ)の使い方

肝心の「虚無ログ」の宣伝記事を書いていないことを思い出した(おぃw
今回は使い方を兼ねて紹介しよう。


「虚無ログ」を一言で表わせば「Siriのようなアプリ」となる。
ブラウザ、Twitter、メモの起動、タイマーのセットなど、どんとこいである。

だから、「音声アシスト」や「しゃべってコンシェル」とは方向性がやや異なる
それらのアプリは天気や路線などの情報を知りたい時に使うものであって、
Siriのように日常的に端末を使う時に役に立つものではないからだ。
Siri以外の音声認識では基本的にアプリを呼び出せない、と言い換えてもいいだろう。

このように方向性が異なるため、
AndroidでもSiriに似たアプリがあるはずと思ったのだが、
日本語に対応していて、Siriのような使い方のできる
音声認識アプリは見つからなかった。
そこで、この「虚無ログ」を作ったわけだ。

そんな経緯は脇に置いても、
日常の使い勝手を重視した「虚無ログ」ものぐさな人ほどオススメである。
開発者がこんなことを言うのは無論、販促反則だが、
SiriのようにAndroidがズボラに使えるようになるのだから間違いない。

考えてみよ。
音声認識はボタン1つで幾多のアプリを起動できる手段である。
これに慣れると、アプリを探して起動するのは面倒臭くなってくる。
開発者たる私が使うたいていの機能は
「虚無ログ」から呼び出せるまで盛り込んであるのだから当然である(威張るな

「ニュースを見せて」→Yahooニュースをお好みのブラウザで表示。
「天気を教えて」→お気に入りの天気アプリが起動。
RSSを表示」→gReaderが起動。
「Evernoteひらいて」→Evernoteが起動。
「マーケット」→Google Playが起動。
「15分後にタイマーをセット」→15分後にタイマーがセットされる。
「BGMを流して」→作業用BGMがYoutubeアプリで起動。
「アルファ・ケンタウリを検索」→お好みのブラウザで検索

ど、どうだ!(震え声

冗談はさておき、「虚無ログ」を使うことで、
やりたいことが音声だけでできるようになると、
ここまで楽になるとは思わなかった。

苦労して作った開発者としての情はあるだろうし、
音声認識は外出中に使いにくいという欠点もあるが、
落ち着いた場所でAndroidを立てかけて、音声認識を使うことの便利さを
あなたにも感じてほしい。
まあ、Siriの二番煎じと言われるとぐうの音も出ないのですが(おぃ
いえ、ほら、虚無ログはサード・パーティのアプリ連携が特徴で――(略

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