errand softのブログ

Androidのアプリ開発に関する記事を書いていきます。

Androidなら「プロジェクト杉田玄白」で著作権の切れた海外の著作を簡単に読める

「プロジェクト杉田玄白」をご存知だろうか。

一言でいうと、青空文庫のように著作権の切れた海外の著作物を読めるところである。

青空文庫とどう違うのかというと、海外の翻訳物がほとんどというところである。

しかし、この「プロジェクト杉田玄白」青空文庫ほど有名ではない

更新が止まっていることも理由にあるだろうが、中身は良いのにもったいない。

 

だが、HTMLしかない著作が多く、どうにも読みにくい印象があるのは確かだ。

そもそもブラウザは1,2時間もスクロールさせて読むツールじゃないと思う。

 

そこでどうしたものかと思っていたが、Androidなら以下の手順であっさりと読めた
 
1.適当なブラウザで対象の著作のHTMLを開く
2.テキストを全文選択してコピー
3.「共有」で「Jota Text Editor」(たぶん、他のテキストエディタでもOK)を開く
4.「Jota Text Editor」で、適当なテキストファイルとして保存。
5.保存したファイルを「縦書きリーダ」(他の読書アプリでもOK)で開く
6.あとは読むだけ!

 

時間にして、2分と掛からずにHTMLを読書アプリで読める形に編集できた。

ファイル操作に寛容なAndroidならではかな?

読書アプリのほうが字間が開いているし、何より縦書きなので、ブラウザとは比べ物にならないくらい読みやすいのが味噌である。

 

iOSのSafariには「リーダー」機能があるし、サイトがそれに対応していれば楽なんだけど、そううまくいかないことが多い。「プロジェクト杉田玄白」も対応してないし。

そう考えると、自分でどうにかできるAndroidのほうが楽なこともある。

まあ、どちらか一方しか使っちゃいけないわけじゃないんだから、その時その時で使いやすい方を使えば良かろ。