ThinkPad T440pの一体型タッチパッドの挙動について
ThinkPad T440pの一体型タッチパッドの挙動について、ようやく理解できたのでメモ代わりに書いておく。
正直、この仕様を考えた奴は新型ThinkPadでトラックポイント使う気ないだろと思うほど酷い。
T440pは右上と右下の領域をタップした際に右クリックと判定するものだと思っていたが、そうではない。
トラックポイントを使ってポインタを動かした後だけ右上の領域が右クリックとなり、
タッチパッドを使ってポインタを動かした後だけ右下の領域が右クリックとなる。
どうりでどちらかを押した際に右クリックとして反応しないことが多々あるわけだ。
右クリックの認識率のあまりの悪さに業を煮やして、一本指のタップで左クリック、二本指のタップで右クリックとして使っていたので気付くのが遅れたが、ようやく理解できた。
T440pになってから一体型のボタンが重いためにトラックポイントが非常に使いにくくなったのでタッチパッドを併用していたが、そもそも併用するたびに右クリック領域が変化する仕様を鑑みるに、併用しないことが推奨されていると思われる。
ちなみに現状のドライバでは、タッチパッドを無効化してもトラックポイントの使い勝手はさほど向上しないので、トラックポイント使いの人はやはり避けるが吉である。
旧端末では未だにトラックポイントを使っている私だけれども、こんな実装の仕方をするくらいならさっさとトラックポイントをなくしてしまえばいいのに、と思うよ。